極端に言えば、歯科医院の中にあるもののうち、人間である先生と衛生士さん以外、すべてが当社でご用意できる商品なのである。
私どもKサカでは、これらの商品を、国内メーカーはもとより、世界20力国以上の国から輸入して、歯科大学や医院の先生方にご提供させていただいているというわけである。
こうした歯科材料の販売会社は、いま都内では、大きいところで私どもKサカを入れて数社、ほかに数人規模でやっているという個人商店が百店舗ほど存在している。
国内の市場規模が3000億円くらいだというから、いずれにしても狭い世界なのだが、海外から直輸入して直接販売しているという会社は、日本中を見ても、実は私どもKサカだけと言っても過言ではない。
とはいえ、もともとは私どもKサカも、輸入はまったくやっていなかった。
昔はこの業界の常識として、歯科材料をわざわざ海外から買ってくるという発想を、私たち小売店の誰も持っていなかったのだ(もっとも、国内のメーカーには、海外に発注して生産させ、国内で販売しているところも多かったのだが)。
そうした状況だったにもかかわらず、当社があえて海外からの輸入を開始したのは、今からおよそ10年前の平成6年のことだった。
ある意味で、当社に創業以来の大ピンチが襲ったことがきっかけとなったのである。
こういう経緯からだった。
当時のある日のことである。
私どもが納入をお願いしている国内のメーカーのうちの2社から、突然、今後いっさいの取引を停止するという一方的な通告を受けてしまったのだ。
この業界は実に狭い世界である。
国内のメーカーで大手と言えば、現在も当社と変わることなく取引していただいている業界トップの「株式会社Cージー」を含めて、3社しかないくらいだ。
だから、そのころは、その3社のうちの1社からでも取引を停止されたら、日本では歯科材料の小売という商売はぜったいに成り立たないと言われていたほどだったのである。
それなのに、なんとその3社のうちの2社から取引を停止されてしまったのだ。
普通なら、社長である私か大慌てであちこち走り回り、あるいは倒産か廃業を覚悟して嘆き悲しむ、というのがあたり前のところだろう。
だが、そんなピンチに陥っても、私は少しも慌てることはなかった。
というのも、私には、こんな大きなピンチがやって来たということは、必ず次には大きなチャンスがやって来て、もっと自分たちのためになる成果が得られるようになるはずだ、という絶対的な確信があったからだった。
そのようなホワイトニングの目的は、一つにはアメリカナイズドされたホワイトニングと称される。
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